2023年4月1日(土) 熊本ヴォルターズ ゲームレポート
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ハイライト
ゲームレポート
1Q
A千葉 22 - 27 熊本
細かなミスからリズムを作れずにいる中、アシュリー選手が豪快なダンクで悪い流れを払拭。
積極的なゴールアタックでスコアを重ねながら、前回の課題であったリバウンドに対して徹底したボックスアウトで改善を図り、インサイドプレーで良い立ち上がりを作る。
しかし、細かなミスが立て続きA千葉がペースダウンをしたところで、#14本村選手の3P、#75神里選手の4点プレーが決まった熊本が先行する。A千葉は我慢の終盤となったが、アスレチックな#21アシュリー選手が豪快ダンクを披露し先行きの良い1Q終わりを作る。
2Q
A千葉 53 - 42 熊本
確率の良いキックアウトからの3Pや、フリースローでリードを二桁に広げる。
1Q終盤より活発なボールシェアでリズムを作るA千葉は、#13ライオンズ選手のドライブや#11杉本選手のキックアウトからの3Pで大量スコアを記録。
オフィシャルタイムアウトまでで21得点、2Qで31得点をあげ、逆転からリードを大きく広げる。また、前半高確率で決めた15/17本のフリースローもスコアに大きく貢献した。
3Q
A千葉 73 - 62 熊本
1-10のランを許し点差を縮められたが、木田選手の好調なショットで再び熊本を離す。
落ち込んだ2Qから巻き返しを図る熊本 #21田渡選手が、ピックアンドロールから連続8得点を決めると、1-10のランに成功。#34ローソン選手との連携プレーで、早々に54-52と1ポゼッション差に詰め寄る。
しかし、古巣対決となるA千葉 #0木田選手が6得点を挙げて躍動。#30ラベネル選手のバスケットカウントを誘うペイントアタックもあり、再び熊本を離して最終Qへ。
4Q
A千葉 94 - 83 熊本
TOに苦戦する時間帯もあったが、積極的なゴールアタックやリバウンドの徹底から勝利を掴む。
A千葉 #6小林選手の得意なバンクショットや、ヘジテーションを使った#9藤本選手のドライブが決まる中、熊本も#15谷口選手の3Pや#13長島選手の連続加点が決まる。後半41-41と最後まで激しくディフェンシブな展開であったが、リバウンドなどの課題を修正し、自分達のバスケットを遂行し続けたA千葉に軍配が上がった。
アンドレ・レマニスHCのコメント
前半はハイスコアなオフェンスゲームになったが、後半はディフェンスの強度が上がってスコアが抑えられ、とても面白い展開になったと思う。
ディフェンスに関しては、ミドルのピックアンドロールの部分が修正をしなければいけない課題となり、特に3Q開始後の#21田渡選手に連続8得点取られてしまった場面が反省点である。
しかし、その後修正を加えて改善することができたのは良かった。
また、オフェンスに関しても、一貫して良い形を作れていた。それは熊本も同様で、お互いに改善を重ねた結果ハイレベルな展開になったと思う。
一方で、17回のターンオーバーから16失点をしてしまい、それについてはプレッシャーディフェンスに対するオフェンスをしっかり遂行することができるかが鍵になってくる。
今はプレーオフに向けて準備を行う時期なので、明日もまた次に繋がる試合にしたい。
#0 木田貴明選手のコメント
前回の熊本戦で2連勝をした時は相手のメンバーが揃っていない状態だったが、今回は(まだコンディションが上がりきった状態ではないものの)#30ウッドベリー選手と、#15谷口選手が復帰して全員が揃った状態、かつ、こちらはウィング陣が欠けていて、厳しい展開になることは予想していた。
HCから前節の青森戦を踏まえて出だしからしっかりやっていこうという話があり、ベストかと言われればそうではなかったかもしれないが、攻守共に40分間しっかり遂行することができたと思う。
また、前回は熊本の日本国籍選手にオフェンスリバウンドを取られてしまったが、今回は良いディフェンスをした後にセカンドチャンスを与えないという対策をすることができた。