QUARTERFINALS 2023年5月6日(土) 青森ワッツ ゲームレポート
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ハイライト
ゲームレポート
1Q
A千葉 33 - 9 青森
青森の攻撃を完全に止めるディフェンスで立ち上がりから大幅リード。
起点を抑え、強みを出させない堅いディフェンスで青森の攻撃を封じたA千葉。安定感のある#6小林選手、気迫に満ちた#24大塚選手のベテラン勢が立て続けにシュートを沈めて、一気に突き放す。
その後もフィニッシュまでしっかりと攻め込んでスコアを重ね、ミスなく1Qを終える。
2Q
A千葉 56 - 28 青森
ファウルトラブルに苦戦するが、少ないミスで試合を運び点差を広げる。
この試合で21得点(FG 70%)を記録したラベネル選手が、バスケットカウントを誘うドライブやスティールからダンクショットを決めて、A千葉は更に勢いを増す。
青森は、#5デイビス選手を中心にスコアを重ねるが、ゴール下の熾烈な争いからオフェンスリバウンドやトランジションを防がれて流れを掴みきれず前半終了。
3Q
A千葉 81 - 48 青森
一時青森のリズムに持ち込まれるも、素早い修正で流れを渡さず。
巻き返しを図る青森は、#5デイビス選手がセカンドチャンスを作り、自らダンクショットを沈める。続けて、#15内田選手がトランジションからアタックを仕掛け、青森らしいプレーが立て続けに決まる。
しかし、大塚選手の5本目の3P、小林選手のオープン3Pに加え、#19大崎選手や#9藤本選手ら積極的にアタックをし、青森の追撃を許さず最終Qへ。
4Q
A千葉 104 - 68 青森
40分間主導権を握り、快勝を収める。
A千葉はスタートメンバーを下げ、#15鶴田選手や#0木田選手らが奮闘。トップからハードなディフェンスでボールを奪う#15鶴田選手は、連携プレーで加点。#0木田選手はディフェンスの上から強気なショットを放ち、ロング2Pや3Pを沈める。
青森は、最後まで3Pを狙うが、#9藤本選手が104点目のAND1を決めて試合終了。
アンドレ・レマニスHCのコメント
高い遂行力と集中力であり、今日のパフォーマンスを誇りに思う。
1Q9点に抑えることができたのは、ディフェンスで細かいところを全員で遂行することができた結果だった。
スタッツを見ると、2Pや3Pのアテンプト数は青森と同じだったにも関わらず、パーセンテージで大きく差があった。
その要因としては、我々がディフェンスで青森のやりたいプレーを抑え込み、良いショットを打たせないようにすることができたからだと思う。
また、このような大きなステージで大塚選手が3Pを高い確率で決めてくれることも大きな貢献であった。
総じて、良い形でポゼッションを終えることができ、相手の好きなプレーをやらせないということが良く出来た試合であった。
#24 大塚裕土選手のコメント
出だしから自分達のアグレッシブなディフェンスと、そこからの早い展開、そして全員が自分のショットをしっかりと選んで打つことができていた。
やはりプレーオフという空気感でプレーが硬くなってしまうこともあるが、自分達はそうなることなく最後までやりたいプレーを遂行することができたと思う。
(どのような心境で今日を迎えたか)
特別何かしたことはないが、これまでの経験が豊富な選手が多いので、普段の練習からプレーオフで注意しなければいけないことを意識していた。
入りが硬かったり、ちょっとした違和感を感じたりするのはプレーオフならではのことなので、そういったことを意識して準備をすることができたと思う。